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ブログ「わが家の日々」

「小規模多機能居宅介護事業所」のブログ

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~認知症サポーター養成講座について(これまで計21回講座を開催してきました!)~

2021-10-14
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[記憶のつぼ]についての話は、毎回子供も大人もよく聞いてくれます。
こんにちは!明野のわが家です。明野のわが家には「キャラバンメイト」と言って、認知症サポーター養成講座を開催できる研修を修了したスタッフが4名います。講座を開くことで認知症への理解を深めて頂き、地域全体で認知症を支えられるようにと、H30年より率先して養成講座を行ってきました。明野のわが家のキャラバンメイトが主催した講座はこれまで計21回!594名の認知症サポーターを輩出させて頂きました。来る11月4日も北杜高校総合学科福祉コース2年生を対象に講座を開催予定です。
また、明野のわが家のキャラバンメイトは、北杜市のキャラバンメイトと協働して、一緒に養成講座を創りあげていることも特色です。認知症のかたへの対応について考える「寸劇」をしたり、現場ならではの認知症のかたへの接し方などを小学生、中学生、高校生の若い世代から、地域のお年寄り、民生委員、タクシーの運転手など、対象者ごとに分かりやすく楽しく伝えてきました。
 
北杜市には、約7700人の認知症サポーターがいますが、「目指せ1万人!」を合言葉に、認知症の方も安心して住みよい町づくりに携わりながら、これからも養成講座を開催していきます!講座を受講したい方、興味のある方は明野のわが家までご連絡下さい。
CATVでも放送されました。
この日は、北杜市、市外5事業所の介護従事者が集まって講座を行いました。
子供たちに囲まれて、うれしそうなおじいちゃん(泉小)
テレビの1シーン
みんな真剣に聞いています。(高根東小)
北杜高校では毎年講座を開催しています。
こちらも集中しています。(明野小)
介護予防サポーターリーダー対象に講座を行っている様子です。
タクシーやバスの会社、運転手に向けて
甲斐市のキャラバンメイトと北杜市のキャラバンメイトの交流研修の様子。
甲陵中学校での講座の後に全員で記念撮影。
ほっこりカフェでも依頼があり、開催させて頂きました。
劇団 明野のわが家
おじいちゃん役とおばあちゃん役。
講座前の打ち合わせも念入りに。
白熱?する寸劇の様子(長坂小)
子育て中のお母さんを対象に託児もしながら開催しました。(はっぴーたんたん)
授業のめあていいですね。(高根東小)

明野のわが家登山部、通算6回目の甘利山(山梨百名山)登山!

2021-07-16
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山頂で記念撮影!
~7月16日付の八ヶ岳ジャーナルに掲載して頂きました~

こんにちは!明野のわが家登山部です。長梅雨が続き、ほんのわずかに雨が上がった7月6日、明野のわが家の利用者様3名(要介護2:1名、要介護3:2名)と引率したご家族様2名、わが家のスタッフ2名の他、同法人の姉妹事業所きよさとの家から応援に駆け付けた看護・介護スタッフ2名と、ボランティアとして市内(辺見診療所)から理学療法士、甲府市(福祉用具貸与事業所きぼう)から福祉用具専門相談員、野辺山(有料老人ホーム星のかがやき)から介護福祉士が集まり、総勢12名で甘利山の頂を目指しました。
 
若い頃夫婦で山登りが趣味だったAさん。今は亡きご主人と一緒に登った鳳凰山は、甘利山のまだ先になりますが、昔の登山の思い出を振り返りながら「車椅子だけど、また山に来れてよかった。」と感慨深い一言が印象的でした。
北杜市の自然に魅せられて明野町に移住したBさん姉妹。「甘利山は10年以上前に登ったけど、80歳を過ぎてまた登れたのは、妹やみなさんのおかげよ。」と満面の笑みに私達も癒されました。
結婚50周年の節目の今年、「年をとってどこにも出かけられないから、奥様を山に連れて行きたい」と言ってきたCさん。ご自身は今年の1月に肋骨骨折と胸椎圧迫骨折の既往がありましたが、甲斐駒ヶ岳をはじめたくさんの山に登頂歴のある奥様のサポートを受けながら、仲睦まじく寄り添う姿を見て、私達も幸せや感動をおすそ分けして頂きました。
 
『年をとっても、足が不自由になっても、認知症になっても、大好きだった山にまた向かうことができる。』登山に限らず、利用者様それぞれの夢や願いを再生できるよう、明野のわが家はこれからも利用者様の笑顔をたくさん見るために、利用者様に寄り添ってご支援させて頂きます。参加協力してくださったボランティアの方々、本当にありがとうございました。
※1.帯同するボランティアは現地集合・現地解散とし、利用者様の車両には乗車していません。
※2.外出レクの際には、車内が3密状態にならないよう座席の間隔を空け、乗車人数を制限し、十分に換気を行っています。
※3.ソーシャルディスタンスを十分にとり、食事を摂りました。
※4.参加者、引率するご家族様、ボランティアは緑樹会関係者健康管理表(またはそれに準ずる形で2週間前から検温を実施)で、当日までの体調確認を行いました。
 
7月16日付の八ヶ岳ジャーナルに掲載して頂きました
壮大な富士を眺めながら。
ソーシャルディスタンスをとりながら登りました。
JINRIKIなら階段も登れます!
わが家の所長さんは超力持ち!安心ですね。
4事業所ボランティア集まりました。
結婚50年の節目に。「2人一緒に登れて良かったね」ご夫婦の会話が聞こえました。
妹様が引率してくれたので安心して登れました。
あの鐘を鳴らすのはあなた。(熊よけの鈴ですが、)
山頂でゆったり休みました。
「富士山とやかん」恒例の風景。
こちらも恒例!山で飲むドリップコーヒー。これがとてもおいしいです!
明野のわが家登山部 新加入の辺見診療所。中山PTがお肉を焼き始めました。
中山PT、豚汁の具まで持ってきました。これもほんとに美味しかったです。
下山も安全に。福祉用具きぼうの依田さん。かっこいいですね!
寄り添って親子のようですね。会話も弾みます。
カメラマンに向かって大きく手を振ります。
1月に圧迫骨折で入院していたのに。驚きの生活リハビリです。
絶景のランチスペースですね!
最後の1輪のレンゲツツジ。私達のことを待っていてくれていたようでした。

「古民家なかや」さんを訪ねて

2021-05-24
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古民家なかやさんお前で。(撮影時、マスク外しました。)
こんにちは、明野のわが家です。 
5月18日、明野のわが家の3名(最高齢は99歳!)が、須玉町下津金にある「古民家なかや」さんにおじゃまさせて頂きました。※なかやさんは江戸時代・幕末から建つ貴重なお屋敷です。
おじゃました3名のうち2名が津金地区に住んでいます。おふたりは、なかやさんがオープンする以前から、あの大きな家の存在は知っていて、いつも車窓からなかやさんを眺めていましたが、中に入ったことはこれまで1度もありませんでした。
古民家なかやを経営する大塚謙一様のご厚意により、わが家のみなさんとスタッフ全員をなかやさんの中に案内してくださり、囲炉裏の部屋にはわざわざ椅子を用意してくれ高齢者の方々への温かな心遣いを感じました。そして、おふたりを待ってくださっていたのは…なんと同じ部落の方々!久しぶりの再会に、マスクをしていてもわかるぐらい、あふれ出るみなさんの笑顔!!素敵な空間でとても幸せなひとときを過ごしました。
高齢になると、地域に暮らしていても、明野のわが家に通所する以外はなかなか外に出歩くことはありません。囲炉裏をかこんで思い出話に花が咲き、部落の方々も元気なおふたりを見て、とても安心されたご様子でした。
さて、お宿のなかは、幕末~昭和の昔なつかしい家具や道具、生活用品、骨董品が収蔵されており、普段から回想法レク(回想法とは昔の道具や写真や映像を用いて、思い出を想起し語り合う心理療法。介護予防・認知症予防に大きな効果があります。)をしているわが家のケアマネにとってなかやさんは、まさに「お宝がぎっしり詰まったお屋敷」でした。いつも一緒に回想法レクを楽しむS様も、今日は大興奮!!普段より足取りが軽く、大塚様に武田菱の旗やよろいについて尋ねたり、火鉢や昔の電話、番傘、鉄器、そろばん、わらぐつ等を見て触れるたびに、子供の頃の記憶がどんどんよみがえり、楽しそうに思い出を語ってくれました。
わが家の3名は「夢にも思わなかった。」「感激しました。近くに住んでる〇〇さんがここで待っててくれて嬉しかったよ。」「明日からも頑張れそうだ!」と嬉しい言葉を聞くことができました。
今回は古民家なかやさんを訪れることで、おでかけ回想法を体験することができました。大塚様、ありがとうございました。
~人と記憶をつなぎ、明日の活力につなげる回想法。みなさんも、懐かしい思い出を語りませんか?~
さっそく中に入ります。
畳の部屋がいくつも見えます。大きなお屋敷にびっくり。に
コロナ禍でなければ、日本全国、海外からもお客さんが来て、この囲炉裏に集まるそうです。
満面の笑顔!
子供の頃、囲炉裏にあたって家族で過ごしたことを話してくれました。
同じ地域の方と久々の再会!
鎧や武田菱の旛まであるんですね。
なかやさんのマスコット猫「勘助」くんです。
「地元のお嬢さんと写真撮ってよ!」と嬉しそうです。
昔の暖房器具。みなさん、何か分かりますか?
昔の農協のマーク、久しぶりに見ました。
俵もあります。
5つ玉のそろばんもありました。
番傘もあります。
風情のある入り口
楽しいひととき、ありがとうございました。

「明野のわが家 四月は花見を楽しみました」

2021-05-15
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利用者様が先生です。

こんにちは、明野のわが家です。

去年は一度も行けなかったお花見。

今年は、少人数催行でマイクロバスから桜の花見を楽しみました。
わに塚の桜と穴山駅の桜がちょうど満開でした。
少し時期をずらして、津金の三代校舎の桜も見に行き、清春の桜も見て参りました。
標高が少し違うだけで、長い時期いろんな場所で桜が見る事ができるので、利用者様皆さんも
少人数で何回かに分けて全員桜を見る事ができました。
長坂のカントリークラブの芝桜も満開ですごかったですよ‼
4月8日には、明山荘の新館でお釈迦様の誕生祝いに甘茶をお釈迦様にかけてきました。
毎年、この時のお花がきれいです。
皆さんにご多幸がありますように。
ではまた。

「明野のわが家が、文化庁の事業(回想法の普及啓発の研究)に参加協力しました!」

2021-03-31
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利用者様が先生です。

こんにちは、明野のわが家です。

このたび明野のわが家は、文化庁の事業『博物館資料を活用した、回想法デジタルコンテンツの開発と検証』に参加・協力させて頂き、有意義な体験をさせて頂きましたので、ここに報告させて頂きます。

1月23日から2月13日まで、全4回にわたり、北名古屋市歴史民俗資料館「昭和日常博物館」に収蔵されている、昭和時代の道具、玩具、写真など、貴重な資料(デジタルコンテンツを活用)をご覧になって頂き、わが家のみなさんの心の中に眠る思い出を、私達職員に毎回1時間程度、大いに語って頂きました。また回想法普及啓発の専門家であるNPOシルバー総合研究所の副理事長・主任研究者の来島修志先生とオンラインでつながり、わが家の回想法の様子をご覧になって頂きました。

博物館の収蔵品の写真を大型画面に映すたびに、目を細め、昔の記憶がどんどん蘇ります。「水筒持っていたのはクラスで2人だけだった。俺は川の水飲んでた。水筒もリュックサックも欲しかったな…」「遠足でおやつがない子にキャラメルを分けてあげたの。」「(大阪万博の写真を見て)養蚕組合の旅行で行ったよ!」と、写真を見なければなかなか思い出せないエピソードも語られます。

写真1枚でもおひとりおひとりの思い出はそれぞれ。その1枚が、家族を思い出し、故郷を思い出し、認知症の重度の方でも、友達や先生の名前まで思い出すことができます。ぽろっとこぼれたあったかいエピソードは、周りの方々も笑顔になり、懐かしい思い出・やさしい時間を一緒に共有することができました。また、回想法を通して、わが家の利用者様が私達スタッフに昔の文化を伝承して頂く役目を担って頂きました。

「回想」することは、脳や心を活性化させ、介護予防や認知症予防・うつの予防に大変効果があることが実証されています。昔話をすることは体にも心にもよいことなんですよ!

古きよき時代に思いをはせながら、これからも明野のわが家で一緒に楽しい時間を過ごしていきましょう♪
博物館の収蔵品に興味津々!
オンラインで行っています!
語り合うテーマは毎週違います。
北名古屋市昭和日常博物館の展示物です。
目)画面をクリックして写真を見て思い出を語ります。
「思い出語ろう会」のメンバー
マスクで表情は分かりにくいですが、大盛り上がりでした!
緑樹会はこちら
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